発表会の曲決めで想うこと ポピュラーとクラシック

発表会の曲決めの時、いつもちょっと
なやむことがあります。

それは、クラシック音楽と、ポピュラー音楽
どちらにしようかということです。

クラシックポピュラーのちがいを
一言でいうのはかんたんではありませんが、
大ざっぱにいうと、

1700年ごろ、日本では江戸時代のころ、
ヨーロッパでバッハやモーツァルトや
べートーベンが作り上げた音楽と、
それを引きついで現代の
作曲家が作った音楽をクラシック

日本で1950年頃、みんなのおじいちゃんや
おばあちゃんが子供のころ、アメリカやイギリス
で流行ったジャズやロックから広まった音楽で、
クラシックより、一般の人にも伝わりやすくした
音楽をポピュラーと言います。

レッスンでひいているブルグミュラーや
ソナチネなどはクラシック
去年の発表会でアンサンブルした「アナ雪」や
「パイレーツオブカリビアン」、Jポップ、
やゲーム音楽などはポピュラーです。


ポピュラーは歌の曲がもとになっていることが
多いため、ピアノでひくには指使いやリズムが
むずかしいです。
また、久石譲(ひさいしじょう)さんの曲など
によくある、1オクターブ以上はなれた音が
多い左手の伴奏は、小さな生徒さんにとっては
とてもむずかしいです。

ポピュラーの音楽をひけるようになったと
いうことは、ある程度のレベルに
到達(とうたつ)したということです。

しかし逆にそこから先は演奏技術
(えんそうぎじゅつ)はどんなにテンポの
速い曲でも、そんなにむずかしくなりません。
それより音楽を作りかえたりする作曲の力が
必要になります。

自分の知っている曲をひけるようになると、
うれしくて曲に愛着(あいちゃく)がわき、
練習にも身がはいります。
特にJポップなどに興味(きょうみ)を持ち始める
中学生くらいの生徒さんには、
ポピュラーはとても人気です。

生徒さんが本当に音楽を楽しんでいるのは、私に
とってもすごくうれしいことですし、私自身
大好きなポピュラー音楽がたくさんあります。

その一方で、生徒さんにはもっともっと
演奏技術を身につけてショパンやベートーベン
たちが作曲したクラシックの名曲を
ひけるようになってほしいと思っています。

なんでわざわざむずかしいクラシック
勉強しなきゃいけないの?って思う人がいる
かもしれません。
でも、長い長い年月ひきつがれてきた音楽
には本物の美しさがあります。

絵でも文学でも音楽でも、時代に左右されずに
残った物の本物の美しさがわかるということは、
これからみんなが勉強したり、仕事をしたり
する上で、とても大事な能力になるのです。

まわりにふり回されずに、自分でしっかりと
良いものをえらべる力は、みなさんの強い
味方になるでしょう。

今年ポピュラーをえらんだ生徒さんには、
さらに上を目指して、来年はぜひクラシック
にも挑戦(ちょうせん)してほしいなぁ、
とねがっています。





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